レビュー:「「環状線センセーション」（新装普及版）」

「「環状線センセーション」（新装普及版）」はSF文芸めいたサウンドノベルです。短編集のような感じで終着点に向かいます。

「「環状線センセーション」（新装普及版）」は不思議を詰め込んだような話です。
奇怪に、奇妙に、あるいはスタイリッシュに話は進みます。
ごった煮ではなく、疾走感を保ちつつ終着点に向けて群像劇を螺旋のように描き上げて行くのです。

挿絵があること、そして凝った演出を入れてあることなど、作品の表面をソフトに……マイルドに仕上げてありますが全体としては複雑な話と言えます。

本作に関しては正式版が存在するようです。
興味をもたれた方は作者様のサイトを覗いて見ましょう。
新たな発見が待っているかもしれません。

容量
523,665 KByte

制作ツール
Nscripter

製作者
月面晩餐会

公開日
2016-11-01

この「「環状線センセーション」（新装普及版）」は、約60分ほどの作品です。