レビュー:「鉄格子の逢瀬」

「鉄格子の逢瀬」は、選択肢によってシナリオやエンディングが分岐するADV形式、短編アドベンチャーゲームです。

「鉄格子の逢瀬」は、間違いなくお勧めできるゲームです。
作品の舞台である時代背景としましては、ナポレオン戦争後から第一次世界大戦前のヨーロッパと言った雰囲気でした。

「鉄格子の逢瀬」ですが、筆者は話に引き込まれ全エンディングを見てしまいました。ただ、初見でハッピーエンドに至る道筋は意外と難しいのではないでしょうか。ですが、ハッピーエンド以外のエンディングもどれも素晴らしく印象的だと思います。
無駄の無い練りこまれたシナリオ、魅力的なキャラクターと申し分ありません。また痒いところに手が届く、しっかりと構築されたUIや効果的な背景や素材の使い方など、どれも素晴らしく優れた作品でした。