「俺とアイツと喋るぬいぐるみと東京の青い空」は、少々BL風味の友情をテーマにした短編サウンドノベルです。
「俺とアイツと喋るぬいぐるみと東京の青い空」は、シナリオ構成がしっかりしており、エンディングまでに至る緩急と主人公と相棒との友情の昇華感が素晴らしく、読了感に優れているなと感じました。落ち着いたBGMが作品全体に良い作用をもたらしていたのかもしれません。
プレイ中、「あ、これは」とBLを回避しようとも思いましたが、せっかくのご縁ですので最後までプレイさせていただきました。
「東京」ですが筆者は以前、羽田空港をよく利用したものです。毎週のように空の人となりお世話になったこともあったり無かったり。その時は「通過点」といった思い出しかありませんでしたが、皆さんが感じている「東京」とは一体どのような街なのでしょう。人それぞれに思い入れがある街と成っていると思いますが、それが良きものでありますように。
容量
51,746 KByte
制作ツール
吉里吉里
製作者
Einsomkeit?
公開日
2016-02-20
URL
http://einsomkeit.x.fc2.com/
http://www.freem.ne.jp/win/game/11237
この「俺とアイツと喋るぬいぐるみと東京の青い空」は、20分ほどの作品です。
投稿者プロフィール
- 雑食です。
最新の投稿
- フリーゲームレビュー2023年5月31日レビュー:「先客」
- フリーゲームレビュー2023年5月30日レビュー:「自業自得」
- フリーゲームレビュー2023年5月25日レビュー:「君と話したい」
- フリーゲームレビュー2023年5月24日レビュー:「五つの宝玉と夢見る島」
コメント
はじめまして、こちらのゲームを制作致しました、Einsomkeit?Chisatoです。
感想を拝読させて頂きました。
自主規制で同性愛にチェックを入れてあったのですが、ふりーむ!さんでそちらのタグがなかったので、BL回避されたい方がDLしてしまったらと実はハラハラしていました。
プレイして頂けて、このようにレビューまで書いていただけた事を嬉しく思います。
東京というと、夢を抱いて向かう場所、夢敗れて離れる場所、というイメージか強いように感じます。
作品の中では、夢に見た東京に行けなかった相棒、その相棒の夢を果たすために向かって、そこで夢を抱いた主人公と、やはり夢と密着しているように感じます。
この東京に住んでいると、淡くて優しい空の色、優しい近隣の人達で溢れています。
何かと冷たいイメージを持たれがちな東京ですが、とても優しい場所だと感じます。
その優しいものを表現出来ればなぁと書いたのがこの作品でした。
男同志である必要があったのか?と聞かれると、うーん、腐女子ですからと返すしかないのですが、それでもDLして頂けて、こうやってレビューを書いていただけた事が嬉しいです。
ありがとうございました(*´∀`*)
こんにちは。
コメントありがとうございます!
友情の形、伝える思い、繋がる絆、全部大切な事ですよね。
作品から滲み出ていました。
良い物語とコメント返しに感謝します。本当にありがとうございました!