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『月とライカと吸血姫』を観て。

幻色灯日記

こんにちは。

月とライカと吸血姫。

人類には人間と吸血鬼がいる、それがファンタジー。

だがしかし、剣と魔法ではなく繰り広げられるのは米ソ冷戦をモチーフとした世界。

そんな世界でさらっと、しかし深く刻まれているのは旧東側、ソビエト連邦。

ドイツの科学者をアメリカと分け合って宇宙競争を繰り広げていた、宇宙に夢を観させていた時代のレプリカ。

プラウダ(仮)であったり、自販機であったり。または為政者側の厳めし気な指導姿勢であったり。

吸血鬼であるヒロインらは人類から迫害されており、人権が無い状態。

そんなヒロインを試験体として宇宙船に乗せ、人類が宇宙に行ってどんなことが改善点として挙げられるか、など宇宙にいきなり『人間』を送り込む前に、宇宙開発の『人間に変わる』知生体として送りこむプロジェクトを掲げた。

大国のメンツをかけた宇宙開発。遅れも失敗も許されず、もし失敗しても『無かったこと』として処理される、という背景。

主人公はそんなヒロインの監視、指導役。

そして二人の間は「吸血鬼を人間と思うな、道具として扱え」との上官命令、あるいは指導を受けていたものの、お人好しで楽天家の主人公と、人間嫌いなヒロインの二人の間は段々と接近する。

そして大国のメンツをかけた宇宙開発をよそに、主人公とヒロインは宇宙を目指すのでした。

そして──続きは実際にご覧ください。

うん、面白かったです。

 

 

 

 

 

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