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『ソ連核開発全史』を読んで。

幻色灯日記

こんにちは。

昔、ロシアの地にソビエト連邦と言う社会主義国家がありました。

スターリン時代、核開発に後れを取ったソ連。

意外ですが、黒鉛炉、軽水炉と原発の『一般利用』を推し進めたソ連。

ソ連の核開発は膨大な数の被ばく者を生みながら進められます。

それはただ、当初はもちろん、原子爆弾の唯一の保有国、アメリカの存在がソ連の核開発を後押ししたのです。

一方で、アメリカは軍需用に核分裂反応を利用していきまして、民生用はソビエトに後れを取ったそうです。

とはいえ、ソ連もアメリカも核開発、原子力発電は苦難の歴史、どうしても放射能の問題が付いてきます。

スリーマイルにチェルノブイリと、原子力に関する様々な危険性──『前の段階で』警鐘を鳴らされておりながら、原子力発電、核兵器の開発はすすめられたようです。

そして現在があるわけですが、多くの問題を抱えたまま、世界で原発は稼働しているのでした。

 

ソ連核開発全史 (ちくま新書 1694)
市川 浩(著)
5つ星のうち3.0
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