鉄血のオルフェンズ。
最後まで「仁義無き戦い」を模してたな!
戦いの後もヤクザの抗争は続く、永遠に続くって感じの閉め方だった。
剥き出しの刃のようで、非常に美しい。
テーマは二つ。
一つは「進むこと」。もう一つは「抗うこと」。
「づっと続く」というのはテーマにあると思う。「進んでいかなければならない」というのも。
それと、この作品はどうしようもない現実に「抗え」というメッセージ性の強い作品だったような気もする。
淡白に「ふーん」と「俺(゚⊿゚)シラネ」と流されているようじゃ、個人を取り巻く状況(世界)は何も変わらない。
たとえ個人として磨り潰されようが、自分を受け入れようとしない世界に対し集団として「悪魔と呼ばれようと血を持って抗え」と言っているような気がする。
社会は薄汚く汚らわしいもの、と教えてくれる良い教材だったのではないだろうか。
表面のデコレーションしか興味の無い人は「そっ閉じ」でも良いんじゃね? 人生もそこで「そっ閉じで平凡以下」だけどな!
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