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アーキタイプ論 物語の作り方(中級者向け)

幻色灯日記

心理学、中でもユング心理学を応用したキャラクターの作り方について軽く説明したい。

男性の物語は外部に対しての開放を求める英雄物語であり、神話と似ている。この場合は悲劇的結末を迎える事が多い。
女性の物語は内部に対しての変革を求める物語であり、御伽噺と似ている。この場合はハッピーエンドで終わる事が多い。

んで、キャラクタの作り方だが、キャラクタには多様性が求められる。

絶対悪の存在など、人間と意思疎通が根本的に不可能なBETAさんぐらいである。
同じくマブラヴをベースにした進撃の巨人の巨人については、人間と意思疎通ができるの個体が出現するので論外である。

ただ、多くの場合はこの「進撃の巨人」タイプに分類される。
絶対悪の存在、絶対膳の存在にも二面性、あるいは多面性があるからだ。
神話の神々が……たとえばシヴァ神が破壊と再生を司るように、である。
これがキャラクタの中にも言える。
悪を貫くキャラクターの中にもその人間独特の筋が通っており、意外と思わせる一面を覗かせる振り幅を持っているとキャラクターの内面が輝く。
善についても然りである。

善と悪、そして中立のアーキタイプを考えてみよう。
アーキタイプはユング心理学で言う元型に相当する。
それぞれが己の物語でどのような役割を果たすのか、当て嵌めてみよう。
そうの上で、もう一度物語の構成を見直すのだ。
新たな発見があるはずである。
発見が無いのであれば……きっとそれはソモソモ論の段階で間違っていると思われて結構だ。
アーキタイプの行動原理に支配されているキャラクターはそのとおりの行動を示し、物語で役割を果たす。
それら複数のアーキタイプ別に作られたキャラクタの相関関係が物語を形作ってゆく。

なにを言ってる分からないかもしれないが、各々勉強されたし。
小説もシナリオも師を求めたほうが上達する。孤独では無理……というか回り道が多くなる。
他人の指摘に耳を傾けよう。それがどんなに耳が痛いものであっても、その中で自分に使えそうなものを取捨選択するのだ。
この取捨選択する目や耳ばかりは、自分で学び取る必要がある。ただし、この場合も師の存在が助けとなろう。

師を見つけよう。
師は必要なときに現れる。そして言葉なり行動を残し師は去ってゆく。
時にはムカつく存在が師であることに気づこう。
そのためには、心の平静さが必要となる。
常々学ぶ姿勢を忘れずに、技能開眼の機会を逃さないように謙虚な気持ちでいたいものだ。
そして、自ら動かねば人は動かない。
待っていても何も訪れないのである。

P.S.

時に話し変わって鈴熊。
近々改二が実装されるが、ちょっとレベルを上げすぎた。
改二改装後に遊ぶ余裕を少なくしてしまった……少し反省。
少しもったいない事をした。

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