スポンサーリンク

アーキタイプ論 キャラクタの作り方(昨日の続編)

幻色灯日記

昨日の記事が難しすぎるとの話を聞いたので。

アーキタイプとは属性である。個性である。キャラクター、あるいはアイテム、もしくは奇跡の事象の魂のありようである。
詳しくは象徴学について深く学びたまえ。

これらについて深く知る事はキャラクター造形の役に立つ。
また、ユング心理学について深く学ぶ事も重要だ。
神話、童話の構成について学ぶ事も大切だと断ずる。

この点を理解している事を前提に話を書く。まずは以上のことを独学でも何でもいいので勉強してほしい。

人は全てペルソナを持って生活している。
「優しい殺人鬼」「非道な母親」が成立するように、異なる顔を持って人々は生活している。
正しくは、異なる仮面を付け替えて人は生活している。
聖人君主がいないのと同様に、完全な悪人も存在しないのである。
これは物体や事象についても同じで、一つの側面からのみを観測可能とする物体や事象など存在しない。
真実は一つ、は観測者によって、の枕詞が抜けた誤りの言葉に他ならない。
世の中には様々な分析法があり、その結果は万別である。
そしてその分析結果は、その対象に対して我々に様々な知見を与えてくれる。
つまり。
ペルソナは物語に出てくるキャラクター、アイテム、もしくは奇跡の事象の全てが被っているものである。
ペルソナを人格・事象の側面としてキャラクタを創造し、それを組み合わせて物語を構築することになる……といえば理解できるだろうか。
以上のことを理解できれば、貴方のキャラクター群は魅力を放ち、各々深い個性を持って光り輝く事だろう。

ことキャラクターに関して言えば、なまじ人格を持つ分、想像する事が容易だといえる。

これだけ書けば十分だろう、と思わなくも無いが……まだ難解か?

コメント

タイトルとURLをコピーしました