TRPG四方山話
いつも面子が一人欠席したのでARA2Eキャンペーンではなく、今日はT&T完全版で遊んできました。
概ね過去の文庫版(5版に相当)から余り変わっていなくて、完全版と言えど良い意味で「おおらか(大雑把とも言う)」でした。
特に完全版で追加されたタレント。
これはそのキャラの特技みたいなものですが、ルールブックに記載されているのはサンプルでして、好きに追加して良いと書いてあります。
で、運用というと、持っているタレントによってセービングロール(日本語で分かりやすく言えば行為判定)にボーナスが付くと言うものです。
適用するかどうかはGMの裁量次第になっているので、初心者GMでは辛いと思いました。
他にも突っ込み所は結構あるのですが、数値面は割と手堅く作ってありまして。
良くも悪くも洋ゲーであると言うのが総評です。
一昔前に5版のルールブックを読み込んで解釈をどうするか悩んでいた事を思い出しましたね。
さて、T&T完全版がお勧めであるかというと、現時点での評価は
「(T&Tに限らず)ベテランのGMが初心者PLを相手するには問題無い、しかしGMもPLも全員初心者だった場合はルールの運用に問題が生じる可能性があるのでお勧めは難しい」
です。
細かいシチュエーションの対応が全くルールブックに書いてないんですよね。
そこら辺は、日本で先鋭化された(重箱の隅をつつかれまくったとも言う)TRPGルールの親切さに大きく負けます。
だがこれの差異は、Skyrimが好きかFinal Fantasyが好きかと言う違いみたいなものだと思います。
ある程度場数をこなしたGMが出来る人であれば、こう言った洋ゲーをプレイするのも悪く無いと思います。
あ! CoCも洋ゲーか……。あれも事故りやすいシステムだものなあ。
本日は以上!
投稿者プロフィール
- サークル幻色灯代表にして雑用係。
専門はプログラミング。趣味はTRPGとPCゲーム全般。
読書は手当たり次第に読むタイプ。本棚がカオス。
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