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いまさら「楽園追放」を視聴する。

映画 幻色灯日記
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日々雑記

折角Amazonプライムのお試しに入ったし、夕方時間があったので「楽園追放」を視聴。
2014年末に公開されたのでもう結構前の作品になるのですが……。

いやー面白かった。1時間45分の尺で良く纏めてますわこれ。
メタルヘッド2150(一番最初の版)が好きな人は凄く気に入るんじゃ無いかこれ。

しかし難点も一つ。

作中ではDevaが楽園とされて、主要登場人物がそれを是としないと言う描写があります。
これなんですが、私世代か少し上(脚本の虚淵氏や監督の水島精二氏あたり)には割と共感して貰えると思います。

しかし今の20代~30代には、「取り敢えずレールが有るだけマシやん」「努力しても報われないやん」と思われる危険性が。
凡人には何も考えずとも楽に生活がおくれる方がマシ、自分探しとか何それ笑える、ってなりそう。
本作が一部好事家以外に受けなかったのはそれじゃないかしらと愚考する次第。

また良質のSFでもあり、「人間の定義とはなんだろうね?」というテーマが常に問いかけられてもいます。
これも一般受けしなかった原因だなきっと。

エンターテイメントにも共感性やら共時性やら分かりやすさが求められる昨今。
若干そこを外したのでは無いかと思いました。

いや、作品の出来は物凄く良いんですよ。
創作をものしている人は一度見ておくべき。

Amazonプライム……本格的に予算を検討すべきか。

本日は以上!

投稿者プロフィール

ビリーT
ビリーT
サークル幻色灯代表にして雑用係。
専門はプログラミング。趣味はTRPGとPCゲーム全般。
読書は手当たり次第に読むタイプ。本棚がカオス。

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