失敗を恐れる空気

平日は毎日進捗報告と言う名目で小一時間ほど打ち合わせをしているます。

大体冒頭で報告が終わり、後はくだらないおしゃべりへと移行するのですが……。
ここ二・三日でちょっと気になった点。

「失敗の許容」が昨今社会から喪われているのでは無いかと思った次第。

結論から言うと、金銭的余裕が無くなった(全ては1990代初頭に金融政策を間違った事と、それ由来の不況による収入の低下)から、心の余裕が無くなり、他者へ対するときにも心の余裕を持って接せないため関係がぎすぎすする → 少しでも失点を相手に見せると見下されるないしは「こいつは攻撃してもよい者だ」と認識される → 失敗が出来ず、何も学ぶことが出来ない → 失敗が怖いため何も出来ない → 結果的に他人の失敗も許せない、に至ると思います。
(※個人の感想です：こう書かないと攻撃される所にも問題がry)

まだ弱いですが、近々の3年位ではかなり景気が回復基調にあり人々の懐も少しは潤っていると思います。
財布の余裕は心の余裕。
そうすれば、常に他人を見下して自分が上にいると安心する様な狭い了見を持つ人も減るのでは無いでしょうか。

そりゃあ、現代は昭和の頃に比べれば野蛮では無くなっているのですが……。

まず自分から。他人に対して寛容になろうと思います。

本日は以上！