長波様。なぜ「様」を付けるか。なんとなく神様っぽい雰囲気がするからである。夕雲型駆逐艦。四番艦。その浴衣姿が先日お披露目された。
日本には古来より、付喪神の思想がある。神、心霊、妖怪に通ずる。この場合の筆者が感じた「神」とは「妖怪」の事である。
長波様のどの辺りが妖怪か。まずメッシュの入った髪。その生意気な物腰。
このあたりに「神性」を感じる。
擬人化そのものが「化」に「生」を与え「魂」を吹き込む行為ではあるが、こうして妖怪が生まれ出る過程を楽しむのも趣があってよいと思う。
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